退職金積立・退職金共済
退職金積立には
積立
積立方法
損金計上
社内積立
利益の一部を退職金原資として社内に積立
法人税法上経費(≒損金)として計上できない
社外積立
中小企業退職金共済
一定条件の元、損金として計上できる節税メリットあり
保険商品等
積立
積立方法
損金計上
社内積立
利益の一部を退職金原資として社内に積立
法人税法上経費(≒損金)として計上できない
社外積立
中小企業退職金共済
一定条件の元、損金として計上できる節税メリットあり
保険商品等
社外積立方法
資金準備 |
拠出の仕組み |
メリット |
中小企業退職金共済(中退共) |
毎月一定額の掛金を拠出 し、拠出した金額に応じて退職金を支払います |
保険商品や401Kのような管理手数料がかからない。 また、将来の給付を約束する確定給付型の退職金制度ではない確定拠出型の制度 |
保険商品等 |
生命保険商品等を使って退職金を支払う |
制度設計の自由度が高い。 中退共は勤続年数に応じて誰もが同じ金額を受け取ってしまいますが、生命保険 |
どちらの積立方法もメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとも言えません。
大切なのは自社の退職金制度にあった積立方法を選択する場合、その退職金の位置づけ(考え方)をどうするのかという方向性を見極めるということです。
手間をかけずに定額の退職金を支払うのであれば中退共、貢献度や退職事由によって金額を変えたいのであれば生命保険、あるいは併用するという方法もあります。
大事なのは退職金制度の構築です。
自社に合った退職金制度をまず設計し、その制度に合致した積立方法を選びましょう。
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適格退職年金(適格年金 ) |
退職金制度の再構築 |
中小企業退職金制度 |